市場縮小時代における発展戦略
国内市場は
人口減少
少子高齢化
のダブルパンチで縮小を続けております。
営業方法も
「飛び込み営業で新規受注を取りまくる!」
というスタイルから
「既存顧客の満足度を向上して、そこからリピート受注や紹介からの受注を増やす!」
といったアフターマーケットを重視したやり方に変わりつつあります。
自動車ディラーでは
アフターメンテナンスサービスを充実させ、
ピットを拡充し、
無料の洗車サービスを実施して
来店頻度を増やし
ガソリンスタンドやカー用品店に流れつつあったアフターマーケットを
取り戻すことに力を入れています。
住宅業界や専門工事業界でも
新築や新規工事の施工後に
住設機器の定期点検や巡回訪問を実施して
お客さまとの接点機会を増やし
リフォーム専業の会社に流れつつあったリフォーム工事を
取り戻すために
顧客を囲い込もうという動きが盛んです。
「私たちの顧客は誰か?」
顧客との関係を見直し
自社の顧客を取り戻すことに力を入れております。
新築住宅の着工件数が伸びない中、リフォームやリノベーションなどを
対象としたアフターマーケットへの進出は自然の流れと言えます。
住宅業界におけるアフターマーケット進出のポイントは
「OB顧客との関係強化」
です。
自社と取引があったOB顧客が何件ありますか?
下請けでもお手伝いしたOB顧客が何件ありますか?
宝の山は足元に眠っているのかもしれません。